EVの電気代は月いくら?ガソリン代と比べて計算しました【2026年9月】
月1,000km走る場合、自宅充電のEVの電気代は約4,650円、燃費15km/Lのガソリン車の燃料代は約11,330円です。計算の前提と、地域や充電の仕方による違いをまとめました。
EVに乗り換えると、毎月の燃料代はどれくらい変わるのでしょうか?「電費」「電気単価」「自宅で充電する割合」——この3つがわかれば、電気代はほぼ計算できます。
この記事では、EVの電気代とガソリン車の燃料代を、同じ条件で並べて計算しました。最後まで読めば、自分の使い方ならいくらになるか、見当がつくはずです。
EVの電気代の計算方法
EVの電気代は、次の式で計算します。
電気代(円) = 走行距離(km) × 電費(Wh/km) ÷ 1,000 × 電気単価(円/kWh)
電費は、1km走るのに使う電力量です。車種によって違い、同じ車でも季節やエアコンの使い方で変わります。電気単価は、契約している電力会社と料金プランで決まります。
月1,000km走った場合の電気代とガソリン代
ここでは、次の前提で計算しました。
| 項目 | 前提 | 根拠 |
|---|---|---|
| 走行距離 | 月1,000km | 仮定 |
| EVの電費 | 150Wh/km(1kWhで約6.7km) | 仮定 |
| 電気単価 | 31円/kWh(税込) | 全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価(2022年7月22日改定) |
| 自宅で充電する割合 | 100% | 仮定 |
| ガソリン車の燃費 | 15km/L | 仮定 |
| レギュラーガソリン | 169.9円/L | 資源エネルギー庁 石油製品価格調査(2026年9月14日調査・全国平均) |
結果は次のとおりです。
| 月あたり | 年あたり | |
|---|---|---|
| EV(自宅充電) | 4,650円 | 5万5,800円 |
| ガソリン車 | 約1万1,327円 | 約13万5,920円 |
| 差 | 約6,677円 | 約8万120円 |
この前提では、EVの電気代はガソリン代の4割ほどになります。
住んでいる地域でガソリン代は変わる
レギュラーガソリンの価格は都道府県で違います。同じ月1,000km・燃費15km/Lで計算すると、次のようになります(2026年9月14日調査)。
| 都道府県 | レギュラー価格 | 月のガソリン代 |
|---|---|---|
| 宮城県 | 163.2円/L | 1万880円 |
| 東京都 | 168.6円/L | 1万1,240円 |
| 全国平均 | 169.9円/L | 1万1,327円 |
| 長野県 | 176.6円/L | 1万1,773円 |
| 沖縄県 | 180.4円/L | 1万2,027円 |
ガソリン価格が高い地域ほど、EVに乗り換えたときの差は大きくなります。
急速充電が多いと差は縮まる
上の計算は、すべて自宅で充電する前提です。
外出先の急速充電は、充電サービスの料金体系(分単位の従量課金や月額制など)によって、1kWhあたりの単価が自宅より高くなりやすい傾向があります。急速充電の割合が増えるほど、ガソリン代との差は縮まります。
反対に、夜間の電気が安い料金プランで自宅充電すれば、31円/kWhより安く充電できる可能性があります。自分の契約している料金プランの単価を確認しておくと、計算の精度が上がります。
自分の条件で計算するには
EV LIFEの「燃料代を比べる」では、走行距離・燃費・電気単価・自宅充電の割合を入れると、年間の燃料代と5年間の累計を計算できます。都道府県を選ぶと、その県のレギュラーガソリン価格(資源エネルギー庁の調査)が入ります。
※計算結果は目安です。実際の燃料代は、車種・運転の仕方・季節・料金プランで変わります。
関連するページ
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この記事の出典
- 資源エネルギー庁 石油製品価格調査(2026年9月14日調査・都道府県別) / https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl007/results.html / 確認日 2026年9月23日
- 全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問(電力料金の目安単価) / https://www.eftc.or.jp/qa/ / 確認日 2026年9月29日