EV補助金はいつまで?受付終了は2026年12月の見込み、2027年からは最大29万円下がる車種も

国のCEV補助金(令和7年度補正)は2026年12月上旬〜下旬に受付終了の見込みです。登録時期ごとの補助金の推移と、2027年1月以降に金額が下がる車種・変わらない車種をまとめました。

EVやPHEVを買うときの国の補助金が「いつまで使えるのか」、気になっていませんか?「受付終了の見込み」「登録日」「2027年1月以降の金額」——この3つを押さえておくと、買う時期を決めやすくなります。

結論から書くと、国の補助金の受付は2026年12月上旬〜下旬に終わる見込みで、2026年9月末から数えて残りは2〜3か月です。直近3回はいずれも2月13日まで受け付けていたので、例年より2か月ほど早い終了になります。先着順のため、見込みより早く終わる可能性もあります。さらに、リーフ・アリア・e ビターラなどは、2027年1月以降に登録すると補助金が23万〜29万円下がります。

この記事では、次世代自動車振興センター(NeV)の公表資料をもとに、2026年9月時点でわかっていることをまとめました。

※補助金は予算に達した時点で終了します。最新の状況は必ずNeVの公式サイトでご確認ください。

EV補助金はいつまで?受付終了の見込み時期

NeVは2026年9月4日に、令和7年度補正のCEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金・車両)の申請受付終了見込みを「令和8年12月上旬〜12月下旬目処」と公表しました。

ただし、これは見込みです。NeVは、今後の申請状況により前後する可能性があるとしています。申請書は事務局への到着日で先着順に受け付けられ、予算額に達した場合は、その前日で受付が終わります。

12月に入ってから申請するつもりでいると、間に合わない可能性があります。納車と登録が年末にかかる場合は、申請のタイミングを販売店と早めに相談しておくと安心です。

過去のEV補助金はいつ終わった?

ここでは、過去の受付終了の時期をご紹介します。

NeVの各年度の案内ページに記載されている受付終了日は、次のとおりです。

予算受付終了(到着分)
令和3年度2022年3月1日
令和4年度2022年12月15日
令和4年度補正・令和5年度2024年2月13日
令和5年度補正2025年2月13日
令和6年度補正2026年2月13日
令和7年度補正(今回)2026年12月上旬〜下旬の見込み

直近の3回は、いずれも2月13日の到着分で受付を終えています。今回の見込みは12月上旬〜下旬なので、例年より2か月ほど早い計算です。

年内に終わった前例もあります。令和4年度の補助金は、2022年12月15日の到着分で受付を終了しました。予算の減り方が早い年は、年を越さずに終わる可能性があるということです。

補助金の金額は「登録日」で決まる

ここでは、金額の決まり方をご紹介します。

CEV補助金の金額は、車の初度登録日で区切られています。2026年9月時点で使われている一覧(令和8年4月1日以降の登録分)には、金額の列が2つあります。

初度登録日一覧の列
2026年4月1日〜12月31日登録日:R8.4.1〜R8.12.31
2027年1月1日以降登録日:R9.1.1以降

同じ車でも、年をまたいで登録すると金額が変わる場合があります。なお、メーカー希望小売価格(税抜)が840万円以上の車両は、一覧に0.8を掛けた額が載っています。

登録時期でEV補助金はどう変わってきたか(推移)

令和7年度補正のCEV補助金は、登録時期ごとに一覧が分かれています。主な車種について、2026年1〜3月・4〜12月・2027年1月以降の3つの時期の金額を並べました(各車種のグレードのうち最大額)。

車種2026年1〜3月の登録2026年4〜12月の登録2027年1月以降の登録
トヨタ bZ4X130万円130万円130万円
日産 リーフ129万円129万円100万円
日産 アリア129万円129万円100万円
テスラ モデルY127万円127万円127万円
スズキ e ビターラ127万円127万円98万円
日産 サクラ57.4万円58万円58万円

(次世代自動車振興センター 銘柄ごとの補助金交付額 ②令和8年3月31日現在・③令和8年9月4日現在をもとにEV LIFE作成。グレードのうち最大額。2026年の列と2027年の列の間に、受付終了の見込み時期(2026年12月上旬〜下旬)が入ります)

2026年1月から12月までは、多くの車種で金額がほぼ横ばいです。動くのは2027年1月以降で、リーフとアリアは129万円から100万円へ、e ビターラは127万円から98万円へ下がります。

そして、表の2026年と2027年の間には、受付終了の見込み時期(2026年12月上旬〜下旬)が入ります。2027年1月以降の金額は一覧に載っているものの、それまでに予算がなくなれば申請できません。

2027年1月から補助金が下がる車種・変わらない車種

一覧に載っているEV・PHEVの661銘柄(グレード単位)のうち、155銘柄は2027年1月以降の登録で金額が下がります。残りの506銘柄は変わりません。上がる銘柄はありませんでした(EV LIFE集計・令和8年9月4日現在の一覧)。

区分銘柄数下がる変わらない
EV(電気自動車)449120329
PHEV(プラグインハイブリッド車)21235177

主な車種は次のとおりです。金額は1台あたりで、グレードによって違う場合は最小〜最大を書いています。

車種2026年12月31日までの登録2027年1月1日以降の登録
日産 リーフ129万円100万円
日産 アリア103.2万〜129万円80万〜100万円
スズキ e ビターラ127万円98万円
トヨタ bZ4X130万円130万円
テスラ モデルY127万円127万円
テスラ モデル3127万円127万円
日産 サクラ58万円58万円
ホンダ N-VAN e:58万円58万円
三菱 eKクロス EV57.4万円57.4万円
三菱 アウトランダー(PHEV)84万円84万円
トヨタ プリウス(PHEV)85万円85万円
BYD ATTO 3 / DOLPHIN / SEALION 715万円15万円

下がる銘柄をブランド別に見ると、EVではアウディ(46銘柄)・日産(39銘柄)・BMW(15銘柄)、PHEVではプジョー(17銘柄)・DS(11銘柄)が多くなっています。リーフ・アリア・e ビターラは、年内に登録できるかどうかで23万〜29万円の差が出る計算です。

年内の登録と予算の終了、どちらを気にすればいい?

判断材料は二つあります。

一つ目は受付終了です。終了見込みは12月上旬〜下旬なので、年内に登録できても、申請が予算の終了に間に合わなければ補助金は受けられません。

二つ目は2027年1月以降の金額です。一覧には2027年1月以降の金額も載っていますが、受付終了の見込みが12月であるため、2027年の登録分で実際に申請できるかは予算の残り次第です。令和7年度補正の予算が終わったあとの制度は、2026年9月時点では公表されていません。

bZ4X・モデルY・サクラのように一覧上の金額が変わらない車種でも、年明けに同じ補助が受けられるとは限らない点に注意が必要です。

車種ごとの補助金額を調べるには

EV LIFEの補助金ページでは、661銘柄の金額を車種ごとに、年内登録と2027年以降の2段で並べています。メーカー希望小売価格から補助金を引いた実質負担の目安も見られます。

自治体の補助金が上乗せされる地域もあります。国の補助金とは別の制度なので、お住まいの都道府県・市区町村の公式サイトもあわせてご確認ください。

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